unico-ptrasudのブログ

遊びをせんとや生まれけむ

3/29 十日町へ

今日は、帯結び教室に通っている呉服店「たちばな」さんの「きものを着る会バスツアー」


毎年恒例だったのに、コロナで3年お休みだった



大型バスにゆったり30人 


皆思い思いのきもの姿だから、運転手さんが、「華やかですね〜」と目を細めてくださった



で、今日のきもの

結城紬と達磨の帯


結城紬は細かい絣が入っているけど、写真では写らない

以前雑誌で見かけたのを真似して、赤い帯揚げをポイントにしてみた




行き先は、十日町


十日町の創業100年(近い)十日町紬の織元「勇屋」さんの工房見学と、名物のお蕎麦が目的のツアー



まずは、


蕎麦処「直志庵 さがの」へ


天ざるは、ボリュームもすごい!

向かって右下には、桜湯🎵


わさびでなく、辛子というのも新鮮


やっぱりこの辺は蕎麦の有名どころだけあって、ほんとにほんとに、美味しかった🙌


おなかいっぱいになって、次は工房見学へ


この「勇屋」さんの特徴は、絵絣を得意としていること



ここで少し、きものの基本をおさらい


きものは、染物と織物に分けられるが、紬は織物


つまり先染めといって、染めた糸で織るのだけど、普通は糸に印をつけて染色していく


そうすると、絣や縞とか格子ができる訳



でも、ここでは、


図案の型紙を用いて、まず横糸を染めていく


まるで布のように見えるけど、これは平らに巻かれた糸


少し柄が横長に見えるのは、織った際に約半分に縮むため、だそう


1反に、この1m位の糸の巻かれた紙が40枚必要



次の工程は、経糸の染色

「鳥獣戯画」の柄が染められていく


これも同じく布に見えるけど、

縦方向に長さ14mの、1200〜1300本の糸か並んでいるもの


手前の黒いのが型紙



染部門の工房はこんな感じ



次は、織の作業

熟練した職人さんが手足を使って織りあげていく


手前にある木片みたいなのが、横糸のシャトル



さらにこちらでは、糸も自家製だから、

大型糸巻みたいな、機械がブンブン回っている


糸染から1反できあがるのに、2〜3ヶ月


糸からだったら1年かかるそうだから…


高価になるのも当たり前だなぁ、と思う


どこもそうだけど、この業界も人手不足、後継者不足で先細り


長い伝統で培われた、すばらしい技術が失われていくのは、本当に残念なことだ



そして、道の駅に寄って…

新潟県内産の、独特の辛味「かんずり」、みそ豆、村上牛ふりかけ、柚子胡椒、青唐辛子味噌


を、GoToのク―ポン2000円で購入


なんだか得しちゃった



バスで往復3時間以上だったから、少し疲れたけど、良い気分転換になった


楽しくて、美味しかった🙌



帰宅すると、アマゾンから、

茶々さんの本が届いていた🙆🙌


早速パラパラとページをめくってみると、お弁当の写真やレシピだけでなく、読みものとしても面白い


少しずつ大事に読もうと思います🎵



茶々さん、おめでとうございます!

ステキな本ができましたね~