unico-ptrasudのブログ

遊びをせんとや生まれけむ

3/9 塩沢へ

急に塩沢へ雪晒しを見に行くことになり、

ムスコのお弁当を作り、


あわててきものを着て、

待ち合わせ場所に着くとすぐに出発

高速道路にのって途中越後川口のSAへ


青空の下、1m位の雪がある


そうそう、この辺り、小千谷や山古志は錦鯉の産地


六日町で高速を下りると、

最近、神様のこひつじさんが買ったという雪国まいたけの本社があって、



最初にお邪魔したのは

塩澤紬や越後上布の織元さん


工房内を見学させていただく

一反の反物ができるまで32工程ほどの作業があり、そのうちの29は糸を作ることなのだとか


方眼紙に図案を描き、


絣を織り出すための印を糸に結んでいる


塩澤紬は幅広に織って、


ぬるま湯で洗うことによって、独特のシボができ、普通の反物の幅になる



続いて、雪晒しを見に行く


雪晒しをするのは麻の織物だけ

絹は動物性だから日焼けして黒くなる😅


太陽の熱で雪が溶け、水蒸気から発生したオゾンが天然の漂白剤となるのだそう


重要無形文化財の越後上布にこの雪晒しは欠かせないのに、現在これができる人は1人だけ😞

なんとか後継者が出てほしいものだ



ところで、

きものを着てゴアテックスのブーツを履くのは初めて



そしてお昼ごはん😁

小千谷もそうだが、南魚沼はお蕎麦がおいしい

すごいボリューム👀


普通のお蕎麦の1.5倍はありそうな盛り



午後からは、

こちらに伺って、


実際に越後上布を織っているところを見せていただく


麻糸は乾燥に弱く、織るより切れた糸を繋ぎ直す手間がかかるというお話だった


もし聞き間違いでなければ、1反織るのに4年とかかかるみたい😅


何百万、ともすれば1000万を超えるお値段がつくのも、致し方ないのかなぁ、と思ったりする


新潟市内では見ることのない積雪量に圧倒され、

青空を存分に楽しみ、


楽しい1日を過ごしました🙌