unico-ptrasudのブログ

遊びをせんとや生まれけむ

6/9 小さき麦の花

夕ごはん


ムスコ残業で会社で食べるそう

たぶんホットモットか吉野家

気の毒に…😥



私は、

伊勢丹で買ってきたお弁当

「ごちそうわっぱ飯」970円也


それに残りものと苺、ルイボス茶

なかなか豪華🎵

おなかいっぱいになった



実は…昼ごはんも、買い弁😅

イカ尽くしのお鮨


イカに目がないもので😅




今朝のお弁当は写真撮り忘れ😣




自分だけ伊勢丹のおいしいもの買うのは申し訳なくて、ムスコの夜食に、

ホルンマイヤーのキッシュとピクルス、ソフトなプレッツェルを買った🎵




今朝は、市民映画館シネウインドへ

「小さき麦の花」


副題は、Return to Dust 



持ち帰ったフライヤーには、


世界の批評家が称賛、中国で奇跡とまで呼ばれた大ヒット作、とある



貧しい農民ヨウティエと内気なクイインは、2人共家族に厄介払いされて結婚する


そんな2人の暮らしを描いた映画


全編130分位のうち、100分はとにかく働いている姿


畑を耕し、麦の種まきをして、甥の結婚式の手伝い、自分達の家を作るためのレンガ造り…


セリフもほとんどない、と言っていい


冬が過ぎ、春が来て、短い夏、そして収穫の秋


花が咲くでもなく、きれいなBGMが流れるでもなく、


2人がもくもくと働くのを見続けていると、何だろう、不思議な感覚に捉われる


太古の昔からの人間の営み?


人間のあるべき姿?


清貧?


何もないのに全てある?…


そんな感じがしてくる


切なくて悲しいのに、ああ、これでいいんだな、と思える




そして、こんな映画が高評価を得ていることに、安心感を覚える


まだまだこの世界は大丈夫みたい、なあんてね



ちょっと面白かったのは、ヨウティエは【有鉄】と字幕にあって、


家族の墓に結婚の報告に行った時、


「お父さん、お母さん、有金兄さん、有銀兄さん…」と呼びかけていて、


ヨウティエは4男だから、厄介払いしたすぐ上の兄は、たぶん有銅に違いない、なんて思った



そしてこの墓参りの中、紙の幣(流通紙幣でなく法事用みたい)を燃やしながら、


「そちらで楽しく使ってください」というのも興味深かった



小さき麦の花…ものすごく地味な映画だったけど、


何かが心に残りました