unico-ptrasudのブログ

遊びをせんとや生まれけむ

11/14 曲がった尻尾の猫

夕ごはん

カレー鍋

卵焼き

フルーツカクテル


と、ビスケット




そして、

軽井沢ビールの白ビール



今日のきもの

琉球紬

黒地に橙色の細かい柄の入った名古屋帯


柄 × 柄は苦手な組み合わせだけど、遠目には無地に見えるから何とか堪えられた


この紬は30才の記念(?)に初めて自分で誂えたもの


回りに地味すぎると反対されたけど、白州正子さんに憧れていたからどうしても琉球紬が欲しかった訳


教会の日曜礼拝に出席した




で、曲がった尻尾の猫のこと


朝日新聞の日曜版  「はじまりを歩く」の記事より



曲がった尻尾、すなわちカギ尻尾、あるいは尾曲がり


の猫たちは圧倒的に長崎に多いのだそう


幸運をひっかけてくる縁起のよい猫たちなのだ


なぜ長崎なのか?


戦国時代末期にポルトガル船が来航し、長崎港は脚光を浴びた


江戸時代は鎖国のイメージがあるが、徳川幕府は出島を建設し、国内で長崎にだけオランダ船と唐船が来航するようになる


これらの船の多くが東南アジアから来ていた


ここで、猫の話に戻ると、

インドから欧州、アメリカ大陸にはほとんどカギ尻尾の猫はいない

中国大陸もわずか


一方インドネシアやタイでは、地域によって60%以上が尾曲がり猫


つまり、東南アジアで生まれた尾曲がり猫たちが、積み荷をネズミから守るために唐船に乗り合わせて、


長崎に来航し、出島や唐人屋敷に上陸、全国へと広まったと考えらるれるのだ


なんと!長崎市内には「尾曲がり猫神社」もあるのだそう



私が子供の頃拾ってきた茶トラの子猫が、尻尾の先端がコの字形の尾曲がり猫だった


ミミという名前をつけてかわいがったのだけど、ルーツは東南アジアだったのね



カギ尻尾で幸運を招き寄せてくれる「尾曲がり猫神社」に近い将来訪ねよう、


と心密かに決心しさたのであります😁