7/14 ごはんとお弁当、そして本のこと
夕ごはん
鶏の塩麹焼き
ほうれん草とコーンのソテー
アンチョビポテト
冷奴野沢菜昆布のせ
オクラの浅漬け
枝豆
発泡酒😜
デザートは甘い桃😁
今朝のお弁当
銀ダラ煮付け、スクランブルエッグ、ウインナ、なすとピーマンの味噌炒め、かぼちゃの煮物
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本の整理が終わって懐かしいものをあれこれ拾い読みしている。
元来そそっかしい私は、まちがって同じ本を購入した経験が何度かある。
ひと頃はブックカバーをかけてもらっていたからなおさら。表紙とタイトルに見覚えがなく再度購入の運びとなる訳😅
一番最近のはこれ↓
「屍人荘の殺人」
単行本を2冊買ってしまって悔しい思いをした。
ミステリー大賞に選ばれたものだから面白くないわけではないんだけど。ミステリーにゾンビが出てくるなんて、かつての正統派ミステリー作家に失礼ではないかしらん。
数少ないけど、承知で2冊以上買ったものもある。
学生時代のものはぼろぼろで、15年程前にもう一度買った。
若い時は書いてあることの半分も理解できなかったが、この本の持つ雰囲気に惹かれ、鉛筆で線を引きながらゆっくり噛みしめるように読んでいた。
酸いも甘いも知った(怪しい😅)大人になって読んだ時は、久しぶりの翻訳の文章の難さに辟易しながらも、内容はすうっと頭に入り、共感も覚えた。
著者は大西洋無着陸単独飛行を成し遂げたチャールズ・リンドバーグの夫人。本人も女流飛行家の草分け的存在だし、作家としても活躍したし。
長男が誘拐され殺されるという筆舌に尽くしがたい経験もしている。
ご主人が他の女性との間に子をなしたりも。
しかしこの本では、纏わりつくものを一切捨てた1人の女性が、人生について自分と対話をしているのだ。
ほら貝、つめた貝...浜辺に打ち上げられた貝に、人生をなぞらえている。
結婚生活について書かれている「牡蠣」から少し抜粋してみよう。
(牡蠣は)どれもがその生活を続けていく必要から生じた独自の形をしている。他の小さな貝殻がたくさんついていて不格好にでこぼこしているが、それは家族が大勢いる家が必要に応じて段々建て増しをして、子供達のために寝部屋をひとつ増やしたりー中略ーするのに似ている。
牡蠣は確かに結婚して何年かになる夫婦生活を表すのに適した貝のようである。それは生きていくための戦いそのものを思わせてー中略ー奮闘し、しっくり嵌まって容易なことで岩の上から引き離すことはできない。
研ぎ澄まされた感性に唸ること請け合い😁
大人の女性にオススメしたい本です☝️
この本の中にも引用されているサン=テグジュペリの言葉
愛というのは、互いに相手の顔を眺めあっていることなのでなくて、同じ方向に二人で一緒に目を向けることなのである。
夫婦なら手を繋いで同じ立ち位置で、親子なら親が子の後ろに立って(子が親の後ろかなぁ?)同じ方向を見ているのが愛なのでしょうかね😁
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