unico-ptrasudのブログ

遊びをせんとや生まれけむ

5/25 映画と本と

夕ごはん

牛肉ピーマン炒め...ウチのはタケノコが入らないから青椒肉絲とは言えない😓


冷奴...なす、きゅうり、大葉、ミョウガを刻んでだし醤油に漬けたものをかけて


クラゲの酢のもの、半熟卵、トマトとアスパラ


ブドウ



今朝のお弁当

目玉焼きのっけご飯

豆腐ハンバーグ

かぼちゃのチーズ焼き

レンコン炒め

今日は映画を見てきた


ユナイテッドシネマはウチから徒歩5分ほど


アンソニー・ホプキンスの【ファーザー】

(画像拝借しました)


内容は…


ロンドンで独り暮らしのアンソニーは記憶が薄れ始めていたが、娘のアンが手配する介護人を拒否していた。そんな中、アンから新しい恋人とパリで暮らすと告げられショックを受ける。だが、それが事実なら、アンソニーの自宅に突然現れ、アンと結婚して10年以上になると語る、この見知らぬ男は誰だ? なぜ彼はここが自分とアンの家だと主張するのか?  そして、アンソニーのもう一人の娘、最愛のルーシーはどこに消えたのか? 



楽しい映画とは言えないけれど、


呆け老人?認知症?の当事者側から見るとこんな感じなんだ、と妙に納得できた


朝起きたばかりなのにもう夕食の時刻だったり、

離婚したはずの娘婿が当たり前の顔をしてそこにいたり、

パリへ移住すると言った娘が、お父さんをおいて離れるわけないでしょ、と前言を撤回したり、


過去と現在、現実と妄想が交錯するのだ



「すべての葉を失いそう」という最後の台詞と窓の外の青々と繁った樹木が印象的だった


私が若い頃から好きな「真珠採り」が効果的にあしらわれていて、こちらも感慨深かった

小野寺史宜 著「ひと」を読み終わった


確かにイマドキの小説だから軽い感じは否めなかったけど、


2019年の本屋大賞第2位というのが妙に嬉しかった


書店で働く人々が売りたい本として選ぶ本屋大賞


すれ違う人に道を譲る、買い物の順番を譲る、こんな実直な主人公を良しとする人々がたくさんいるということになる


小さいことだけれど、

主人公の金銭感覚に感動した


1日の食費は500円、

給料日だけは贅沢をしてラーメンの外食、 

店に入らず自販機で飲み物を買う



でもただ節約するのではなく、友達の元カレに喫茶店に呼び出されたのに、遠くまで来たからとお茶代を出したりするし、友達の家に誘われるとバイト先のコロッケを手土産にしたりする


やっぱり実直なのだ


こんな若い人がいることが、

といってもフィクションの世界だけど、


でも、こんな主人公を好きな人がたくさんいることが、


なんだか嬉しくなる、そんな本でした