3/15 影ぞ恋しき
今朝のお弁当
ヒレ肉のチーズ焼き、オクラのおひたし、挽肉レンコン炒め、長芋ソテー海苔のせ
ご飯には、焼き鮭ほぐしと味噌かつおニンニク
昨夜読み終わった、
「影ぞ恋しき」 葉室麟・著
葉室麟最後の長編小説
作品の題名は、古今和歌集、紀貫之の歌から
色も香も 昔の濃さに 匂へども 植ゑけむ人の 影ぞ恋しき
色も香りも昔のままに咲き香っている花を見ると、この花を植えた亡き人の面影が恋しく思われる
という故人を慕う歌
「いのちなりけり」、「花や散るらん」と続いた三部作の完結編
三部作とも、肥前佐賀、鍋島藩の支藩・小城藩の藩士だった雨宮蔵人と妻の咲弥が登場
大石内蔵助ら赤穂浪人四十七士の吉良亭討ち入り目の当たりにした蔵人
数年後、蔵人は妻の咲弥と、縁あって養女となった香也と共に鞍馬山で静かに暮らしていた
香也は、吉良上野介の孫娘である
そこへ冬木清四郎という吉良家の家人だった少年が訪れる
清四郎の主人を思う心に打たれて蔵人らは、
吉良左兵衛に会うため配流先の諏訪へ向かう
これが発端となり、幕府の暗闘に巻き込まれて行く
...と、こんなストーリー
葉室氏が66歳で亡くなるまで、病床で書き上げた最後の作品だから、コメントは控えて、
ただただ、面白い作品をたくさん読ませて下さってありがとう、と追悼の意を表する
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今日は夜勤につき、
明日のお弁当を用意して出かける
ちくわとアスパラのチャーハン
それでは、行ってきま〜す🙋
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