4/22 お弁当2つと歌集「前線」
今朝のお弁当
野菜炒めのせご飯、チキンのチーズ焼き、ウインナー、目玉焼き、クラゲときゅうりの和えもの
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昨日の朝日新聞に
「コロナ禍 医療の前線を詠む」というタイトルで、大阪の救急救命医の犬飼楓さん=筆名の歌集が取り上げられていた
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【咽頭をぐいと拭った綿棒に百万人の死の炎(ほむら)見ゆ】
昨年9月に世界でコロナウィルスによる死者が百万人を超え、肉眼で見えないウィルスがこれ程多くの命を奪ったことに戦慄する思いで詠んだ、とある
【何もかもシェアする時代の終末にふたりでひとつの人工呼吸器】
【いつまでも読み終えられず仮眠室の「ゴルゴ13」は開き癖あり】
人手も足りなくて多い時は週3回当直に入るそう
【この波を越えたら出そうと退職の書類が三度眠る引き出し】
【マスクでも感謝でもなくお金でもないただ普通の日常が欲し】
使命感だけで乗り切るのが難しい現状を筆名ゆえに本音で詠んでいる、と
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今では世界での死者は300万人を超えている
深いため息が出るばかり
夜勤につき、
2つ目のお弁当
のっけご飯2種
麻婆豆腐と春雨の炒めもの
いつまでも先が見えない辛い時期も、
希望を捨てないで、
今日も一生懸命生きたいものです
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