5/6 「待つ」ということ
夕ごはん
コロッケ
小松菜の海苔和え
冷奴
なすの揚げ浸し
大根と油揚げの味噌汁
甘夏
コロッケは、市販品
3個で100円😁✌️お買い得
今朝のお弁当
焼きサンドイッチ
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今日は定期検診
朝8時に受付をして、血液検査〜腹部エコー〜診察〜会計〜薬局で薬を受け取って、
駐車場を出たのが午後2時
6時間かかったわけ😵
何より待つことに疲れた😞
かなり古い本だけど、
「【待つ】ということ」(鷲田清一・著)のまえがきに、
〜待たなくてよい社会になった
待つことができない社会になった
と、あったことを思い出して、
もう一度開いてみた
〜・〜・〜
かつて「待つ」ことはありふれたことだった
1時間に1本の電車を待つ、ラブレターの返事を待つ、果物が熟すのを待つ...
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拾い読みしていて、
改めて、自分自身も待てなくなったことを実感した😅
この本の中で、
待たせる技術を持った人として、2人を紹介している
1人目は、ミック・ジャガー
「彼の待たせる技術は一流で、どこまでひきのばせば観客の期待を最高潮にもっていけるかよく心得ていた」とのこと
でも、待たせ過ぎて惨劇が起きたのも事実😓
もう1人は、宮本武蔵
兵法試合の布令には、4月13日辰之上刻(柴田錬三郎「宮本武蔵」より)とあり、
佐々木小次郎は、辰之上刻より半刻前((午前7時)に島に上がっていた
一方、武蔵が波打ち際に達したのは巳下刻(午前11時)
以下は、司馬遼太郎「宮本武蔵」より
勝負は一瞬で決まった
武蔵は、陸地の小次郎をのぞみつつも陸地に上がらず水の中を歩き、やがて停止し、陸をめざして進みはじめた
小次郎は待った
が、待ちきれなかった
彼は床几を蹴って立ち、汀にむかって駆け出した
武蔵が陸に上がらぬうちに〜中略〜一撃を加えたかった、が、武蔵は上がった
小次郎は大喝し、武蔵の遅参を罵倒した、と同時に剣をぬき、鞘を海中に捨てた
武蔵はすかさず言った
ー汝の負けである
それが武蔵の調略であった
小次郎はそれにのった、なぜ負けか
「知れたこと」武蔵はひややかに言った
「勝つつもりなら鞘を捨てまいに」
私は個人的にこの部分が大好き👏👏
結局、待ちきれなかった小次郎は神経戦で敗れたのだ
〜・〜・〜
今日は長い病院の待ち時間で疲れたけれど、久しぶりに古い本で武蔵のことなどを読んで楽しかった
終わり良ければみなよろし、の1日でした☺️
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